写真は玩具のお金でお金の数え方を学習している子供です。
よく、障害の判定を受けていて
「うちの子はボーダーで…」というお話を保護者様から聞くことは少なくありません。
しかし、ボーダーとはいえ、障害の診断を受けている子供達。
実際に子供達をお預かりしてみると、
「このままでは社会で通用しない」と感じることが沢山見えてきます。
障害の重い子供ならできないことも、ボーダーと呼ばれる子供達には生活や学習もある程度まではそれなりにできてしまう。
知恵がある分、非行や悪いことにも進みやすくなります。
昨日、一人の利用者が、やってはいけないことをしてしまい、今日はスタッフ一同打ち合わせし、周りの子供達にも
「今日は○○君を怒るからね。」とあらかじめ説明しておいて、久しぶりに私の雷が落ちました。
いつもと違う様子の私にシーンとなった事業所内。
結局、怒られた子も自分から誤ってきて、
「もうしません」と約束しました。
私が怒ったあと、児童発達管理支援責任者のアメックスが
「ほら、なんて言う?ボスが怒ってるよ」と子供をフォローし、スタッフとの連携プレー。スタッフのチームワークに感謝。
そして、厳しく怒って大丈夫かどうかの賭けでした。子供の様子を見ながら、どう対応するのか?
子供達の障害はそれぞれ違い、指導方法もみんな異なります。
時には優しく説明し、時には厳しく指導する。
あらかじめ私が怒ることを教えた子供と教えなかった子供。それぞれ意味があります。
これからも、ボーダーと言われる、しっかりした子供達が、将来、犯罪となってしまう行動を起こさないように、徹底した指導を行っていきます。