すっかり学習習慣がついた子供達。アニマート江戸屋塾といった雰囲気です。
到着すると、すぐに宿題を広げ、さっさと片付けて自分達の好きな遊びがしたい!早く終わらせて先にパソコンやWiiUが使いたい!
学習は必ず成果が出て来ます。
最初、アニマート江戸屋に来たばかりの子供の宿題を見ると、その子のレベルに合っていない宿題が出されていることが多い。
小学校に入るまでに、ひらがなの読み書きができているという想定で勉強が始まっています。
障害のある子には難しいことです。
わからないまま、できないまま、どんどん勉強を進めても頭には入ってきません。
どこまで理解できているか、どこまで掘り下げて勉強するかを見極め、レベルにあった学習が必要です。
小学校に入って
1+1=2と教わっても、数の認識ができていなければ何のことなのかわかりません。
だけど小学校に入る前の勉強は何をしたらいいのか?
小学校受験を経験していますが、小学校入学試験で出る問題は特殊です。それは勉強に入る前の基礎づくりになっていて、数の認識だったり、想像力を鍛えるものだったり。
脳みそも学習する前のウォーミングアップが必要です。
小学校の勉強に入る前のトレーニングを兼ねた遊びをしたいと思っても、学校の宿題をするのに時間がかかり過ぎてなかなか取り組めない。
特に多動症の子供を集中させるのは大変です。根気がいることですし、指導員の関わり方も毎日会議を開き作戦を立て、連携プレーで対応。
多動は小さいうちからの訓練がとても重要です。
学校の集団生活ではなかなか難しいものですが、放課後等デイサービスの定員が10名だからできることです。
学校との意思疎通がうまくいかない、疑問を感じる、どうやって先生に言ったらいいかわからないなど、なかなか保護者は学校に対して言いにくいこともあると思います。
要望があれば、私達が相談員や学校と直接連絡を取り、改善できるところは改善して行きます。
障がい児通所支援所は子供達だけでなく、保護者の支援所でもあります。