昨日、就労継続支援A型事業所へ見学に行って来ましたが、今、利用している子供達がどれだけ就労して稼ぐ事ができるか?今の状態では難しいと思いました。
最近、増えてきた就労準備型放課後等デイサービスについてセミナーに参加してみましたが、活動内容はプログラミングやタイピング、イラストのデザインなど。中には外部から仕事を請け負い、利用者に訓練として作業をさせている事業所もあり、これは放課後等デイサービスでするべき事?と疑問に思ったのと、果たしてプログラミングやタイピングを練習したところで就労につながるのか質問してみましたが、それは期待できる回答ではありませんでした。
子供が学ぶプログラミングでは就労に活かせない。
当然です。小中学生が課題として取り組んでいるプログラミングの目的は、順序立てて物事を考える力をつける為のものであって、作られたコマンドを組み立てるだけの物。それをプログラミングだと思っている子供達。甘いです。
アニマート江戸屋でも12月から本格的に就労準備の訓練を行いますが、社会に出て活かせる力をつける為の訓練はとてもアナログなものです。
放課後等デイサービスでの療育内容が本当に子供達が学校で社会で活かせる力をつける事ができるのか?
収益だけだと私は思います。
就労に必要な事は、技術では無い。アニマート江戸屋では徹底してアナログな訓練を行うつもりです。
今日はソーシャルスキルトレーニングの時間にライフスキルとして、就労する為には、どうしたらいいのかを子供達に話しました。
いつも賑やかな帰りの送迎車の中では、シーンと静まり返り、自分なりに考えるところがあったのだろうと思います。