合理的配慮が必要な実例を3つ。
例①
学校へ迎えに行くと、先生から
<strong>「毎日、体操着を持って来るように言ってるんですけど、先週から、持って来ないんですよ。もう〇年生なんだから、しっかりしないと」
</strong>
毎日、言ってできない事は、やり方が悪いから改善しないんです。
「もう、〇年生なんだから」
障害の無い子供と一緒に考えないでください。何回、言われても、忘れてしまう事が障害なのだから、本人が忘れない様にと思っても、忘れてしまう。先生に言われる度に傷ついていると思います。子供は黙っていますが、思っているでしょうね。
「忘れない様にしてるのに頑張ってるのに・・・」「途中まで覚えてたのに」
合理的配慮をお願いします。
例②
アニマート江戸屋に来てパーカーのフードをかぶる子は多いです。
「こうやってると耳がカバーされて楽なんだ。だけど学校でフードをかぶってると怒られる。」という子供。
アニマート内は靴を脱いでいるので、靴を脱ぐ場所で帽子をかぶる事はマナー違反です。一般的なマナーを教えつつ、子供達の身体の過敏な状態を理解してあげる事は必要です。見た目には、わからないけど、子供達は緊張と不安でいっぱい過敏な状態です。
合理的配慮をお願いします。
例③
学校行き渋り、不登校の子は、自分でも行きたくない理由がわかっていない事は多いです。保護者も理由がわからず困惑してます。
あの手この手で何とか学校に行けた時、先生は、
「楽しそうにしてました。みんなと同じ様に活動できてます」と言います。
だけど、翌日には
「学校に行きたくない」が始まります。
そういった子供を
「楽しそうにしてたのに、何で?」と周りは疑問に思うでしょう。
みんなと同じ様に振舞わなければいけない、周囲から聞こえる声、沢山の子供がいる状態の中で必死で頑張っています。頑張って、頑張って疲れ果ててしまうのです。
学校行きたくないは、心身共に疲れています。だけど、本人にも原因がハッキリわからない事があります。
例①は子供へのサポートと環境づくりが必要です。
例②③は原始反射が統合されていない状態です。