夏休み前の祝日。お休みの子供達が多い中、来所した子供達にビジョントレーニングを行いました。
見ていると、苦手な目の動きがよくわかります。
・黒板に板書された文字が書き写すのが苦手。時間がかかる。
・書写が苦手
・文字を書くと鏡文字を書く
・文字のバランスが悪い
・「あ」「め」「ぬ」など斜めの線が書きにくい
・図形が苦手
などなど。発達障害の子にある視覚の問題は、単に目が悪いだけでなく、脳の機能による困難があります。
だから、書写が苦手な子に
「ちゃんと書きなさい」と注意されても、とても大変な事。
老眼や視力が悪いなら眼鏡という便利なツールがありますが、発達障害の子の視覚認知力は、それを補うツールが存在しません。
眼鏡が無いのに、遠くの文字を書き写せと言われている様なもの。学校は、そこに配慮をして欲しいのです。
ビジョントレーニングは毎日、行って、成果が出て来るのは約半年後。やり続けるという気力が必要です。
今日は夏休み特別プログラムの予行練習。
原始反射の抑制、脳機能活性も行いました。