「1、2、3、4、5・・・・・・・」
障害があっても、ほとんどの子が数を数える事はできます。
ですが、1つの物を指さして、
「1、2」とダブって数えてしまったり、言ってる数字と指さす物と違っていたり、数字を言えるだけで、数の概念を理解していない子は知的障害の子には珍しくありません。
通常、カードに書かれた●を見て、1~5ぐらいの●なら、ひとつひとつ数えなくても、パッと見て数を理解する事ができるでしょう。しかし、これが●が2つ以上になると、
「1、2」と、最初から数えないと2だと理解できない。
限界はありますが、これは訓練しかありません。毎日、毎日、繰り返す事で、計算ができる様になりました。しかし、体調不良などで、少し休んでしまうと、先週できた計算ができなくなってしまう。
学習ができる様になる事が目標ではありません。できる様になったという達成感と、できる様になった事を忘れない様に続けていき、頭のトレーニングをしていく事が大事。みんな、がんばっています。