配慮とは


配慮とは

発達障害の人に対して、社会は配慮しましょう!

なんて言われてますが、実際のところ厳しい状況だと思います。

発達障害に多いと感じますが、

「自分の持ち物が生理整頓できない。」

ランドセルの中を見ても、どれが今日の宿題なのか、ゴチャゴチャで何がなんだかわからない。本人に聞いても、わからない。

学校、お迎え時、

「宿題のプリント、持った?がんばりノートは?」と確認しても、

「うん、持った」

しかし、事業所に到着してランドセルを開くと、

「あれ?入れたんだけどな」と入っていない事は、よくあることで、どうしたもんかと、あれやこれや考えて、やっと成功したのが、色付きクリアファイルに大きな字で

「宿題」と書き、

「その日の宿題プリントは、必ずファイルに入れて来る事!」

今のところ、継続してプリントを入れてきているので、毎日、

「よくできたね!」と大袈裟に褒めてあげると、調子良く、他の宿題もスムーズにできる。

ちょっとした事なんですよ。配慮って。それでも、ここまで来るのに2年近くかかった。

 

2号店の児童でも、やはり宿題がどれなのか?持ってきた?忘れた?

スタッフが対策を色々考えて、宿題丸ごと入れられるケースを用意。なんとか宿題ができる様になったけど、翌日、提出していない。

だけど、何故かイライラしていて、実は、本人が、宿題を提出しなかった事を悔しがっているとわかった。

わかってるんです。苦しんでるんです。何で出さなかったんだろう?って。

学校、お迎えの時、ランドセル、机の中をチェックしたら、不明なプリントやお手紙がどっさり。そして出していない宿題プリントも発見。

近くにいた担任の先生に

「これ一昨日のですが、やってるんですよ。見てあげて下さい。本人も『何で出さなかったんだろう』って悔しがってたんですよ。」とプリントを差し出すと、

「先生、出してって言ったよね。悔しいなら出せばいいのに」

この言葉に、自分の表情が変わるのが、よくわかりました。

 

発達障害の子の中には、周囲の音、声が距離に関係なく、全て同じ音量で聞こえて来てしまう子がいるんです。

本来、人間の脳は、今、聞こうと思う音に集中して、それだけを聞こうとする能力があるけど、発達障害の子の中に、それができない子がいるんですよ。だから、先生には

声をかけるだけでなく、ちょっとの時間、出すまで待ってあげて欲しいんです。今、君が聞かなければいけないのは、先生の声だよと。

子供は困ってるんですよ。だけど、何が困っているのか、わからないんです。だから、何を、どう聞いたらいいのかも、わからないんです。

配慮とは、心をくばること。他人や他の事のために気をつかうこと。(大辞林 第三版より)

子供を連れて教室を出る際、

「おお!宿題プリント、がんばりノート、ケースに入れてあるじゃん!エライ!よく出来た!」と大きな声で褒めて来ました。

 
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