15分間の帰りの会。
その15分は子供達が唯一、集中する時間。
一番のお気に入りは、国旗のフラッシュカード。
子供達が一斉に大きな声で
「アンティグアバーブーダ」「セントクリストファーネイビス」など、長い国名も言えるようになっています。
カードをめくっている途中、
「まるで小学校お受験塾のようだ」と、クスっと笑ってしまいました。
「だから何?」
国旗を覚えて、それが役に立つのか?思われるかもしれません。
でも、どこかで国旗を見た時に、その国名を言えたら、誰かに褒められるかもしれない。
「〇〇君、すごいね~。よく知ってるね!」と。
先日の保護者との面談でも、
「家で英語をしゃべってる」と聞きました。
簡単な英会話も、子供達の耳に残っているんですね。
障害のある子供達の中には、怒られ、いじめられ、自信をなくしている子もいます。
どんな事でも、褒められれば嬉しいもの。そこから自信を持って欲しいのです。
そのきっかけ作りになればと思っています。