タイトルの通り、
「放課後等デイサービスは学習支援する場ではない」という方がいます。
しかし、一般のクラスで、なんとか頑張れば、学習面でもついていかれる子には、学習支援し、また、高等支援学校受験を目指す子にとって、寄り添って、応援していく事は放課後等デイサービスの役目だと考えています。だって、他にその様な対応をしてくれる塾がありますか?
当事業所も学習支援をメインとしていますが、特別なカリキュラムを作成した塾ではありません。
私の認識では、塾というものは、成績を上げる為に通うものと思っています。
アニマート江戸屋での学習支援は、保護者のニーズに合わせ、
・宿題をしない(やりたくない。集中できない)
・宿題を持って帰って来ない
・黒板に書かれた宿題を書き写して来ない
・宿題をやっても提出しない
あの手この手を使って、これらの事をできる様にする事を学習支援の基本としています。あくまでも、学校から出された課題、やるべき事をさせる為の補助。
また、子供によって耳が強い子。目が強い子など、得意とする方法で、掛け算を覚えさせたり、簡単な計算を覚えさせたり、漢字を覚えさせたりする学習は行っていますが、これは私達が子育てしてきた経験を活かした方法です。上手くいけば成績も上がることでしょう。
息子が小学1年生の時、公文に通わせましたが、毎回、教室で大泣きしていた事がありました。結局、数ヶ月で、教室からお断りされてしまいましたが、息子には息子にあった学習方法でさせないといけないと、家での学習だけにして、それ以来、高校卒業まで、どこの塾にも通わせる事はなかったです。先日、息子のクローゼットの中に当時、息子に宛てて書いた手紙が落ちていました。現在、23歳で大学生。何度か引越しをしていて荷物の整理もしたはず。よく今まで持っていたと不思議に思いましたが、自分でも忘れていた、この手紙。読み返してみて、息子が教室からお断りされた事で自信を無くしてしまわない様に励ましたんだなと思い出しました。懐かしい手紙でした。
利用者の子供達は、宿題をやらない、出さない事で学校で怒られる事も少なくありません。そして
「どうせ、できないし」と自信を無くしている。
できる様に支援し、自信を取り戻せる様、私達は頑張っています。